晴漕雨読、ときどき山林

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現代人と通じる

「忍びの国」 和田竜

前作「のぼうの城」がおもしろかったので、同じ作者の新しい小説を読んでみた。
期待を裏切らない佳作。

お金だけで動く伊賀忍者と、織田信長の次男、信雄との戦い。
登場人物のキャラクターが立っていて、おもしろく読めた。

お給料がもらえないとなると、逃げちゃったりする伊賀軍団と、仁義を重んじる武士軍と。
どちらも立場があり、事情もあり、というかんじで、ありきたりの一方向からの思い入れをする戦物とはちょっと毛色が違う。

それと、お金がすべて、の伊賀忍者って、現代人と通じるところが多い!
作者もそれをいいたかったのかな??

好きなのは、無門かな。
あと、鉄かな。
大膳もいいな。

・・なんて、登場人物に入れ込んでしまうのでした。
歴史モノが苦手でも、楽しめます。

おすすめ。
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by megumi510 | 2008-09-24 21:31 | 読書