晴漕雨読、ときどき山林

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簡単なことも難解に

「上達の法則」 岡本浩一

マイミク、ニコすけさんちの女の人さんの日記を読んで、面白そうだったので読んでみた。

あらゆるものごとの上達を効率よくするためには、どうしたらいいのか?
また、スランプに陥ったらいかに対処するか?
などを解説。

まず、上達の方法にたどりつくまでが大変。
前半の半分以上は、「中級者(または初心者)と上級者との違い」
が訥々と書かれている。
おもしろいけど、「早く本題にいってちょうだい!」と何度も思ったね。

後半はおもしろく読めた。

上達のための心得としては、
 ひとつ得意なものを作ると、全体像が見えてきやすい
 ノートをとると、繰り返し思い起こすことになるので、記憶に刻みやすい
 本を読んで理論を知る(技術を言葉に置き換えられるようになることで、ものごとを整理して把握しやすい)
 
練習方法は
 精密練習(部分的に切り取って練習)
 繰り返し練習 

そのほか、
 いい作品を見て作者の心情をイメージする
 (スポーツだといいフォームやスピード競技だとその理想とするスピードを体感するなど)
などがある。

すごく参考になったのは、スランプの脱出方法。
これは、スクールにも応用できそう。
中だるみのときに辞めてしまうことが多い。
なので、対処法を知ることで、飽きとか停滞感を少なくできそう。

スランプは刺激が少なくなってきたときに陥りやすい。
だから、
 新しい高い道具を買う
 離れてみる
 逆に基礎練習に立ち返ってみる
などが効果がありそう。

それにしてもこの本は、難解でした。
普通の言葉さえも難しくなっちゃってるもんだから、読むのに時間がかかりました。

たとえば、
 「飽きやすい人は刺激好き」
ってことが、
 「心理的飽和になりやすい人は、感覚欲求が強い」
と書かれている。

すべてがこの調子。
なので、やけに難しい話になっちゃってるのだ。
これがもっと読みやすい文章だったら、もっと売れるのにね。
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by megumi510 | 2008-05-12 21:58 | 読書