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晴漕雨読、ときどき山林

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一向に部屋は片付かないけれど

なんか、最近いっぱい出ている片付け本。
ついつい読んじゃうんだよね。

最近すっごくよかったのがこれ。

「服を買うなら捨てなさい」 地曳いくこ


洋服をたくさん持っていても、ちゃんと自分に似合って気分よくいられる洋服は限られているもの。
一度着て「イマイチ」って思って脱いだものは、捨てるべし!
ワンパターン上等!いいじゃない!
っていう内容。
40代のひとにはうなづくことが多いと思う。
逆に若い人は、いっぱいいろんな服にチャレンジして、経験を積むべきだと思うよ。

洋服って、処分し始めると、じゃんじゃん減らしたくなる。
一年は356日しかなくて、季節ものだと案外出番がないのよね。
だったら、気に入らないものよりも、気にいるものを何回でも着たいもんね。

そういえば、Uさん(男性)も、かなりワンパターン。
それでもちゃんと自分のスタイルを持っていて、カッコよさを維持してるのだから、あれでいいんだと思う。

***

似たようなタイトルだけど、まるで違った内容だったのが、
「フランス人は10着しか服を持たない」 ジェニファー・スコット


アメリカ人の著者が、フランス留学のときに元貴族の暮らしから学んだ暮らし方。

洋服のことだけじゃなくて、間食はしないで三度の食事をしっかりとるとか、家でもきちんとした服装をしているとか、枚数は少なくても自分に似合ういい素材の洋服を常に身に付けるとか、食器や家具もいいものを普段使いするとか、昔ながらの堅実な生活。
アメリカの行き過ぎた消費経済から、一周ぐるっと回って古くからの生活スタイルに共感が持てるようになったのかも。
たぶん、日本の古くからの資産家も同じように生活してる気がする‥。

洋服に関しては日本の文化に合っているので、「服を買うなら捨てなさい」のほうが共感できるかな。

***

「必要十分生活」 たっく


男性目線で書かれた片付け本。
やり過ぎ感満載。

毎日トイレとお風呂場掃除。
ボールペンは2本。
ストックはしない。
ないものは借りる。(←やり過ぎ、自分で持ちなさい。)

まあ、自分の領域を守って片付ける分には、害がなくていいよね。
台所とか口出ししないってところが、いいと思う、

そして、趣味の分野では、ものをいくら増やしてもOK!!ってところが、いいね。
そこが男性っぽいと思った。

***

片付け本の王道は、やっぱりこれ。

「人生がときめく片づけの魔法」 近藤麻理恵


名作。
今は、世界各国で翻訳されているらしい。

手にとって、ときめくかどうか?で捨てる/捨てないを判断する。
一気に捨てる。
案外、この方法がいちばん有効だったりするんだよね。

***

とはいえ、いまだに片付かない我が家。
読むより実践しなくちゃだ!

by megumi510 | 2016-01-08 23:45 | 読書