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日本の農業

「日本は世界5位の農業大国」 浅川芳裕

日本は食料を輸入に頼っている国である。
実はこれ、まやかしだったりします。

農水省が発表している「食料自給率」。
これはカロリーベースでの計算なのです。
カロリーの少ない野菜や果物などはほとんど国産品なのにもかかわらず、まるでそれらの大半も輸入品のようにかんじられるトリックですね。

実際、スーパーで見ても野菜などはほとんどが国産。
外国から輸入されているもののほうが断然少ないのがわかります。

農水省がなぜこの指標にこだわり続けるのか、利権確保のために発表しているとしか思えないのだそうです。
実際、このカロリーベースの食料自給率を採用している国は無く、似た状況のイギリスでは近年逆にこの数値は下がっているくらいのもの。

実際、カロリーベースでなく生産額でみると、日本は世界5位!
農業はしっかり産業として海外と競えるのです。
それが国民にはちゃんと浸透していない。

スーパーで見ると、国産の野菜や果物がほとんど。
たまに中国産とかもあるけれど、おいしさが劣るのでわたしは買いません。

産業として成り立つ農業をもっと農水省はバックアップすべき。
優秀な農産物を原料にした製品も多数あって、それも輸出できる品質があるはず。
兼業で少量生産の農家に補助金をバラまいて選挙対策するのはやめたほうがいい!

最近は若い人も農業に魅力を感じる人が増えている気がする。
この機会を逃さずに、農業をしっかり「食べられる」職業として根付かせる政策をとるべきなんだと思う。

☆☆☆☆
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by megumi510 | 2010-05-06 23:26 | 読書