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ニュースの背景

「そうだったのか!日本現代史」 池上彰

アマゾンでとても評判がよかったので、読んでみました。

戦後の歴史って、ぜんぜん知らない。
学校で習っていないから。

その空白がありながらニュースや新聞を目にすると、事件の背景はよくわからないままです。
 
小泉元首相が言った「自民党をぶっ壊す」ってどういうこと?
「社会党」ってどんな政党?
「安保理」ってどうしてそんな約束をしたの?
「自衛隊」はどういう位置づけなの?

・・などなど、それぞれの単語は知っているのだけれど、そこへ至ったいきさつなどを知らない事柄が多いのです。

この本は、それらの事柄を戦中戦後までさかのぼって解説しています。
戦後から高度経済成長を経てバブルへ、経済問題、労働闘争、日教組と文部省との戦い、日韓条約、自衛隊の成り立ち、環境問題など、何本かの柱に分けて説明されていて、すごくわかりやすい。

さすがNHKの番組「週間こどもニュース」を担当していただけのことがあります。
誰にでもわかりやすく、また欄外のコラムではさらに踏み込んだ解説があって、とてもとても理解しやすいです。

古代の歴史も大事なのだろうけれど、学生にもこれらの事柄は学ぶべきだな、と思った。
自分たちの足元がどんな組成でできているのか、知っておいたほうがいい。

これは戦後生まれの日本人だったら読むべし!
かなりおすすめの良書です。
by megumi510 | 2009-12-10 16:34 | 読書