「星の王子さま」 サンテグジュペリ 池澤夏樹:訳
翻訳権が切れたのか、いろんな訳者で出ていました。
池澤夏樹が訳したものが出ていたので、買っていました。
「いました」というのは、ずっと「つん読」状態だったのです。
なんとなく、手が伸びて読んでみました。
星の王子さまって、なにかと話題には出ているのだけれど、読んだことはありませんでした。
特に興味がなかったというか。
語り手である飛行機の運転手「わたし」が、砂漠に軟着陸。
そこでよその星からやってきた王子さまと出会う、という話。
王子さまが住んでいた星はとても小さくて、ちょっと歩けば何度でも夕日を眺めることができるし、バオバブの木が生えてしまうと取り返しがつかなかったり、というくらいに小さな星。
こそに突然咲いたバラ。
そのバラとケンカして星を飛び出し、訪れたいろんな星のいろんな住人。
特に話の始まりや終わりに意味があるわけではなくて、なんだかずっと続いているようなお話。
でもな・・得に共感する部分もあまりなくて、どうしてこの話が長い間支持されているのかよくわからん、というのが正直な感想。
また改めて読んだら違うのかな?
誰か読んだ人はいますかー?