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晴漕雨読、ときどき山林

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寓話的

「星の王子さま」 サンテグジュペリ 池澤夏樹:訳

翻訳権が切れたのか、いろんな訳者で出ていました。
池澤夏樹が訳したものが出ていたので、買っていました。
「いました」というのは、ずっと「つん読」状態だったのです。

なんとなく、手が伸びて読んでみました。

星の王子さまって、なにかと話題には出ているのだけれど、読んだことはありませんでした。
特に興味がなかったというか。

語り手である飛行機の運転手「わたし」が、砂漠に軟着陸。
そこでよその星からやってきた王子さまと出会う、という話。

王子さまが住んでいた星はとても小さくて、ちょっと歩けば何度でも夕日を眺めることができるし、バオバブの木が生えてしまうと取り返しがつかなかったり、というくらいに小さな星。

こそに突然咲いたバラ。
そのバラとケンカして星を飛び出し、訪れたいろんな星のいろんな住人。

特に話の始まりや終わりに意味があるわけではなくて、なんだかずっと続いているようなお話。
でもな・・得に共感する部分もあまりなくて、どうしてこの話が長い間支持されているのかよくわからん、というのが正直な感想。

また改めて読んだら違うのかな?
誰か読んだ人はいますかー?
by megumi510 | 2009-05-18 21:05 | 読書