「この世で一番大事な「カネ」の話」 西原理恵子
中学生向けに書かれた、本のシリーズ。
雑誌ダビンチで気になったので、読んでみました。
内容は、かなりしりあす。
父親が博打好きで、家は破産。
なけなしの100万円を持たされて、進学のために上京。
始まりからしてかなりすごいんですが、その先もすごいです。
貧困、仕事とカネ、ギャンプル、友達とカネ、などなど。
暗い過去の話もたくさんありますが、その中でも前のめりに生きてきた作者の姿勢がすごい。
日本人はお金の話はおおっぴらにしてはいけない風潮がありますが、もっと表立って話したほうがいい、と作者。
お金に換算することで、見えてくるものもたくさんあります。
お金の話だけなのに、泣けてくる部分もありました。
とにかく、おすすめ。
とても要約して書ける内容ではないです。
ぜひぜひ、本作を読んでみてください。